5-ASA製剤
(5-アミノサリチル酸)
サラゾピリン、メサラジン、メサラミン系の薬物で、経口薬、坐薬、注腸薬の形で提供されています。
元々は関節炎の治療薬として開発されましたが、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患に対する効果が発見されました。その後、潰瘍性大腸炎やクローン病の基本的な薬物として広く定着しました。
特徴と限界:
この薬物が潰瘍性大腸炎やクローン病にどのように効果を発揮するのかは明確に解明されておらず、作用機序が不明なまま軽度の初期段階に多く使用されています。初期の潰瘍性大腸炎の場合、服用開始から1~2年ほど寛解が誘導されることもありますが、継続的に使用しても一般的には1~2年後に再発します。再発後は用量を増やしても寛解が誘導されないケースが多いです。